今から14年前の2009年2月〜3月末まで、budbud展と題したグループ展を福岡市天神のNPO Cafe de[i] (※現在は閉店している様です。)というカフェで開催しました。
参加メンバーは僕(写真)、みほちゃん(イラスト)、はなちゃん(イラスト)、ちかよちゃん(服飾・デザイン画)という4名で、僕以外の3人は当時まだ二十歳そこそこで、確かまだ専門学校生だったのでは…
当時の写真を見てもらう方法・手段としてはmixiやサービスが始まって間も無いtwitter、そしてホームページに写真をアップするという方法、そしてアナログですが写真の路上販売を天神のイムズ前で行っていました。路上販売を通じて沢山の出会いもあり、色んな経験もしました。
僕が写真を撮り続ける理由。
日々、写真を撮り続けていると時々大切なことを忘れそうになるのですが、そんな時、路上販売をしていた時の絶対に忘れられない出来事を思い出す様にしています。
天神の真ん中、街のど真ん中で大の大人が僕の写真を手に泣いて下さったんです。その出来事が僕が今も写真を撮り続ける理由であり、今の写真のテーマになっていると思います。 SNSを否定することは無いし、SNSが無いと僕らはやって行けないのですが少しだけアナログな時代を経験して、アナログな空気を吸っておいて良かったなと… 新聞社から取材を受けました!
路上販売をしていた時に出会ったみほちゃん、はなちゃん、ちかよちゃんという4名でbudbud展というグループ展を開催することになり、今の様にSNSであまり宣伝も出来なかった時代なのでホームページを自分で作ったり(※20代の頃の職業がwebデザイナーで、某携帯電話会社に勤務していました。)、ポストカードをお店に置いてもらったり(…これは今も変わらないのかな)。
そんな時、詳しい経緯はすっかり忘れてしまいましたが(…さすがに14年も前のことなので汗)、とある新聞社から取材をして頂き、budbud展のことが新聞に、しかもカラー写真で掲載されました。
その後の人生で僕が新聞に載ることは今まで無かったのは良かったかな、と。またいつの日か写真のことでメディアに取り上げられる日が来ると良いな。まぁ、そこを目指している訳では無いんですけどね。
その後… budbud展が終わった後、僕は写真を数年間撮らない生活を送ることになります。プライベートでも仕事面でも大きな変化があったため、カメラを始めて、初めてカメラを押し入れに納めたまま…という日々を数年間送りました。 撮る写真も携帯電話のカメラでお昼ご飯を、とか。 数年間、そんな日々を過ごしていた時に転機が訪れます。何となく撮影した博多駅のクリスマスのイルミネーションの写真が、「冬のファンタジーはかた’13」フォトコンテストで入賞してしまったんですよね。その写真を撮影したのは10年も前のことなので、今、見返すとただただ拙い写真なのですが、 「コンテストで入賞した!」
と言う事実から、 「またカメラに触れたいな。もっと良い写真を撮りたいな」
と思う様になり、現在に至ります。 ... 長々と読んで頂き、ありがとうございます。
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